探山訪谷[Tanzan Report] |
No.508【伊吹山――夏の始まり】 |
二合目上部から竹生島・葛籠尾崎・山本山を望む |
六合目避難小屋から山麓を見下ろす |
群生するイブキジャコウソウ(八合目付近で) |
左=クララ 右=カワラナデシコ |
左=ユウスゲ 右=カワラマツバ |
左=メタカラコウ 右=タケニグサ |
左=イブキジャコウソウ 右=イブキカラシ |
左=ウツボグサ 右=ミヤマコアザミ |
左=イブキトラノオ 右=シモツケ |
左=ヤマホタルブクロ 右=ミヤマトウキ |
左=クサフジ 右=トリアシショウマ |
左=サラシナショウマ 右=アカソ |
左=キンバイソウ 右=オオバギボウシ |
左=キリンソウ 右=オオハナウド |
ヒヨクソウ |
近郊の山は暑いので、涼感を少しでも感じられたらと日曜日のトレッキング講座で伊吹山へ出かけた。この講座では一度登っているものの、かなり年月が経ったので再び実施する。前回は8月だったので景色が違うはずだ。 夏休みに入った最初の日曜日。「近江長岡」駅前から登山口に向かうバスは超満員で、さすがに有名な山は人が集中する。家族連れの姿も多い。五合目付近より上部は雲に覆われ景色が見られないが、下部は遠くが望めるところもあった。表登山道では、下山してくる夜間登山の人たちに何人も出会う。一合ごとに休憩するものの、体が暑さに慣れてないせいか皆さんのペースが徐々に落ち始める。そんな道端の慰めは夏の花々である。標高を上げるにつれて数も多くなり、イブキジャコウソウが今は盛りと咲き誇っていた。 予定の時間を過ぎたので登山口への往復はせず、日本武尊像と一等三角点を確認してから中央遊歩道を九合目のバス停に向かう。梅雨明け前の本格的な夏でないため、クガイソウやシモツケソウなど主役の花は見られなかった(2019.7.21)。 |
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