探山訪谷[Tanzan Report] |
No.507【白峰三山の花たち】 |
キタダケソウ(下の写真は蕾) |
チョウノスケソウ |
広河原〜小太郎山〜北岳肩の小屋 |
左=ヤグルマソウ 右=バイカウツギ |
左=ヤマブキショウマ 右=ゴゼンタチバナ |
左=ギンリョウソウ 右=タカネグンナイフウロ |
左=タカネグンナイフウロ 右=マイヅルソウ |
左=ニリンソウ 右=キバナノコマノツメ |
左=ハクサンチドリ 右=ウラジロナナカマド |
左=ミヤマキンバイ 右=シナノキンバイ |
左=ヤマハタザオ 右=イワウメ |
左=コケモモ 右=ハクサンシャクナゲ |
左=ツマトリソウ 右=イワベンケイ |
左=タカネツメクサ 右=オヤマノエンドウ |
左=ハハコヨモギ 右=ミヤマシオガマ |
左=ハイマツ(花) 右=ハクサンフウロ |
左=ハクサンイチゲ 右=キバナシャクナゲ |
左=ミヤマキンポウゲ 右=シコタンソウ |
北岳肩の小屋〜大門沢下降点 |
左=コメバツガザクラ 右=アオノツガザクラ |
キタダケソウの群落(紅色はコイワカガミ) |
左=タカネヤハズハハコ 右=チシマアマナ |
左=ミヤマオダマキ 右=コイワカガミ |
左=レンゲイワヤナギ 右=イワツメクサ |
左=タカネヒゴタイ 右=ミネズオウ |
左=タカネツメクサ 右=ガンコウラン |
チングルマ |
大門沢下降点〜広河内 |
左=テンナンショウ属 右=ハリブキ |
左=ミヤマカラマツ 右=ニッコウキスゲ |
左=イワオトギリ 右=ヒヨドリバナ |
左=フタリシズカ 右=ヤマアジサイ |
7月中旬の白峰三山で出会った花のメモ。この時期でいちばん見たかったのは、北岳東面の石灰岩地帯に咲くキタダケソウである。極地性の高山植物として知られるチョウノスケソウとともに分布域は局所的だ。希少なタカネマンテマとミドリハクサンイチゲも期待したが、縦走の傍らで見つけるのは叶わなかった。 広河原から徐々に標高を上げると少しずつ花が目につく。雨の日だったが、タカネグンナイフウロの紫色やキンポウゲの仲間の黄色が鮮やかだった。小太郎山への尾根筋は種類も多く、ゆっくり歩けば珍しい植物にもお目にかかれるはずである。 北岳・間ノ岳・農鳥岳の稜線はあちこちにお花畑があって、夏の花たちが咲き始めている。なかでも、ミヤマキンバイ・キバナシャクナゲ・ハクサンイチゲが全域で目を楽しませてくれた。ただ季節が少し早いのか、開花している種類は少ないと感じる。 大門沢下降点から下部は樹林帯が広がり、急坂がつづくので余裕がなかった。それでも、見慣れた花たちが慰めてくれ気持ちが安らぐ。なお、初めのキタダケソウとチョウノスケソウは行程順でなく別扱い。また、同じ花は初見時に掲載し以下省略した(2019.7.15〜7.18)。 |
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