探山訪谷[Tanzan Report] |
No.490【大展望の東床尾山】 |
三室山(遠景左)・氷ノ山(遠景中央)・但馬妙見山(中景右) |
氷ノ山 |
但馬妙見山(中景左)・蘇武岳(中景右) |
鉢伏山(遠景)と但馬妙見山 |
扇ノ山(遠景左)・蘇武岳 |
三川山(遠景左)・来日岳(遠景右)と豊岡盆地 |
来日岳 |
高竜寺ヶ岳(中景左)・磯砂山(中景中央右)と前景右に東里ヶ岳(遠景は丹後半島) |
三岳山(遠景) |
多紀アルプス方面(遠景左)と粟鹿山(中景右)など(前景は鉄鈷山の稜線) |
千ヶ峰方面(遠景中央)と西床尾山(中景右)。背後に段ヶ峰が横たわる |
青葉・若葉の季節は、ここしばらく丹後半島など京都府北部の山々を登ってきた。その都度、見事な眺望に感動してきたので、その続きとして和田山(兵庫県朝来市)の床尾山系を計画する。 一等三角点が埋設された東床尾(ひがしとこのお)山と西床尾山に鉄鈷(かなとこ)山を合わせて「糸井三山」と呼ばれ、出石(いずし)糸井県立自然公園に指定されている。京都から時間がかかるため、できるだけ効率的なコースで日帰りしようと出かけた。そのため、糸井川上流までタクシーを利用する。 天然記念物の「糸井の大カツラ」(幹周=19.2m、樹高=36m)で新緑を満喫し、谷沿いから急登で稜線に出た。植林帯を抜けると広葉樹の疎林が美しく、木々の間から周辺の山を確認する。そして、山頂に達するとすばらしいパノラマが飛び込んできた。この日は早朝なら澄んだ景色が眺められたと思われるが、最善を尽くしてアプローチした結果だけに満足した。半時間ほど誰もいない風景を独り占めする。残念なのは、東側の樹木が成長して大江山連峰の全容が見えず、西床尾山へのルートに期待して縦走を開始した(2019.5.12)。 |
西床尾山から東床尾山の「床尾峰の家」跡ピークを望む(山頂は隠れて見えない) |
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