探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.485【上平寺から弥高尾根へ】
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伊吹神社
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上平寺城(桐ヶ城)跡への道
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「弥高山」の四等三角点
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霊仙山と前衛の山々(弥高寺本坊跡から)
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養老山地と関ヶ原方面を望む(弥高寺本坊跡から)
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弥高寺僧坊跡
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野頭
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イカリソウ(右は白花)
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左=タチツボスミレ  右=キランソウ
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左=ミツバツチグリ  右=アブラチャン
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左=カタクリ  右=オドリコソウ
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 限られた登山道しか利用されることが少ない伊吹山。スケールが大きいので山麓を含めた範囲は広い。なにより、周辺には歴史的な遺跡や旧街道など見どころが多く、それらを含めて取り上げれば地域の風土を楽しむ1日になると「低山歩き」の講座で出かけた。今回は京極氏一族の墓がある上平寺の伊吹神社から入山し、城跡をめざして尾根を登る。本丸跡で昼食休憩をとり、昼から「弥高山」の三角点まで登る。落葉広葉樹の林には春の花が咲き始め、淡い緑にアブラチャンなど黄色が周囲を染めている。上部ではタムシバの白も見ることができた。機会があれば、五合目へ出る道も歩いてみたい。
 下山は弥高寺跡の尾根を下る。広々と開けた寺院跡で眼下の景色を一望し、神山地蔵で四等三角点を確認してから旧道を弥高へ出た。こちらは、ネコノメソウやテンナンショウの仲間が目につく。松尾寺観音堂茶所の跡とされる野頭でかつての北国脇往還を感じ、薬草湯・薬草園のある「伊吹薬草の里文化センター(ジョイ伊吹)」にも立ち寄る。その後、高番から油里川・天野川を渡って近江長岡の駅まで麓の道を歩いた(2019.4.23)。
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伊吹山と弥高尾根(正面中央)
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