探山訪谷［Tanzan Report］

No.484【小谷山の展望と花（４月）】

大嶽から望む竹生島と山本山（遠景右は葛籠尾半島）

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天吉寺山の稜線

伊吹山（手前は七尾山）

虎御前山

左＝ムラサキヤシオ　　右＝チゴユリ

左＝ウスギヨウラク　　右＝レンゲツツジ

左＝アマドコロ　　右＝オオイワカガミ

小谷山（郡上）

湖北の小谷山へ久しぶりで出かけた。日曜日のトレッキング講座では、以前に山本山から賤ヶ岳へ縦走したことがあり、琵琶湖の風景と歴史的な出来事や風土を再認識してもらえたらとの企画である。天気予報では晴天だったが、この日は雲が多く残念ながら遠くは霞んでいた。午前中は伊吹山も姿を見せなかった。 　浅井氏三代の居城を巡るだけなら山城のトレッキングになるので、少しでも山らしい雰囲気を味わうため清水神社から山崎丸跡・福寿丸跡を経て大嶽（おおずく）へ登る。尾根筋は淡い緑が輝く広葉樹林が多く、アセビやツツジがあちこちで咲き始めていた。山頂近くになるとチゴユリも見られる。山中ではところどころに開かれた場所があって、周辺の景色を眺めることができた。 　六坊址を過ぎると城跡の説明板が各所に設置され、「河毛」駅で入手したパンフレットとともに曲輪・堀切・土塁などを確認しながら追手道を下山する。展望と花を愛でながら、最後は「小谷城戦国歴史資料館」への道に入って郡上へ出た（2019.4.21）。

山王丸跡の石垣

中丸跡と本丸跡の間にある大堀切

本丸跡

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