探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.481【三岳山の眺望】
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喜多・金光寺から南東を望む(中景左は鬼ヶ城・烏ヶ岳。遠景右に長老ヶ岳が見える)
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福知山盆地と鹿倉山(中景中央やや右)。遠景左は多紀アルプス(三岳山山頂から)
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鉄鈷山の山稜と西床尾山・東床尾山。遠景は但馬の山々(三岳山山頂から)
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高竜寺ヶ岳(右)の手前に東里ヶ岳・郷路岳が重なる(遠景左は来日岳)
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依遅ヶ尾山(三岳山山頂から)
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野際と仏坂付近の景観(背後の山は伏見山)
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三岳山(野際から)
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 大江山から眺めると、堂々とした見事な三角錐の山容を誇る三岳山。福知山市民に親しまれるピークから周囲の景色を楽しもうと、木々が茂る前に出かけた。
 福知山市喜多には、かつて「三岳青少年山の家」があって中腹からのパノラマもなかなかすばらしい。雲海と御来光が見られるスポットとしてもよく知られている。すぐ上の金光寺に寄ってから、大きなタモノキの際を通って尾根に取付く。三嶽神社への参道には石仏の丁石が残り、喜多や行積(いつもり)など付近の村名が彫られていた。急登をつづけて山頂に着くと、南・西・北方向が切り開かれて山々を望むことができた。残念ながら、大江山のなだらかな山稜は樹木に隠れている。
 山岳霊場の面影を味わおうと三嶽神社から行者神社へ西面をトラバースし、岩場を回り込んだり登ったりして再び山頂へ登り返す。この山の険しさを身をもって体験した。帰途は野際への参道を下る。こちらも自然石の丁石が残されている。巨木が点在する道は雰囲気もよいが、谷筋は荒れていた。七王子神社から野際へ、山腹の眺望を満喫しながら上ノ坊跡を経て仏坂口まで歩く。この日の「三岳バス」(福知山市自主運行バス)は7人乗りの車で、全員乗車できずタクシーを呼ぶハメになった。
 山麓は桜の花が咲き誇り、山中ではミヤマカタバミ・ニリンソウ・ショウジョウバカマ・オニシバリなどが咲き始めていた。雪が残る三嶽神社ではクリンソウの葉を確認することができた(2019.4.12)。
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行者神社
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福知山の名木に選ばれているウラゲトチノキ(前)とカツラ(標高630メートル付近)
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