探山訪谷[Tanzan Report] |
No.475【紀泉高原の展望】 |
俎石山(北展望台)から大阪湾を望む |
淡路島と明石海峡大橋の橋脚 |
関西国際空港 |
雲山峰 |
飯盛山(泉南)から学文字山の稜線(右手に多奈川第二火力発電所が見える) |
大福山から和歌山方面を見下ろす(遠景左が生石高原、右手は鏡石山。手前に紀三井寺のある名草山) |
和歌山市街と和歌浦〔中央は高津子山(章魚頭姿山)。手前の緑は和歌山城〕 |
飯盛山・龍門山の稜線と御茶屋御殿山(手前右) |
「見返り山」から紀ノ川河口を望む |
紀泉高原にある籤法ヶ嶽(懴法ヶ嶽)・大福山・俎石山へ日曜日のトレッキングで出かけることになった。8年前の3月11日以来である。ちょうど東日本大震災が発生した日で、山から住宅地へ降りてくるとサイレンが鳴り響き、まもなく防潮堤の扉が閉じられると聞いた。「六十谷(むそた)」駅では運休直前の列車に乗れ、「大阪」駅や東海道本線の大混雑に遭遇しながらもなんとか帰宅することができた。付近の山にはその後も出かけたが、この三山はその印象がとくに強い。 駅から千手川を遡って井関峠に達し、尾根道で山々を巡る。一等三角点の俎石山では北側の展望台で大阪湾を眺め、大福山では和歌山方面を俯瞰した。奥辺峠を経て「見返り山」に登り返すと、紀ノ川と和歌山市周辺がいっそう大きく展開している。これまでに登った周辺の山々の話をしながら、「観音山」の尾根ルートで下山した。 山域を特徴づけるヤマモモとウバメガシの林にも出会え、ヒサカキの匂いを嗅ぎながら早春の紀泉高原を楽しむことができた(2019.3.17)。 |
左=ヤマモモ 右=ウバメガシ |
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