探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.474【3月の伊吹山】
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三合目から上部を見上げる
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三合目と山麓を見下ろす
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山頂
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頂上台地に残る雪
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雪解け直後の泥濘を下る
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ネコノメソウ
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 毎年のように伊吹山へ出かけているが、これほど積雪のない3月も珍しいのではないだろうか。今冬は湖北より湖西の方が多いように思う。雪崩注意報も長浜市でなく高島市だけに出されている。
 もっとも、後半になれば残雪がなくなって泥濘に足を取られながら登下降しなければならないことはよく経験する。写真のように積雪は頂上台地の一部に限られ、沢筋か吹き溜まりでトレーニングしようという思惑は見事に外された。
 登山口から一合目への坂道では、入山時は乾燥していて快適に足が踏み出せる。下山時は雨に濡れて滑りやすく、靴のアウトソールがゲタを履いたようになって重い。「ケカチの水」の湧水量もこの時期にしてはたいへん少なかった。
 結局、登山口から山頂を往復するだけに終わったが、標高差1,000m以上あるため各自の体力面でのチェックのみ目的を果たすことができた。低気圧の発達による予想された強い風にも見舞われず、荒天での行動を経験することもなかった。季節の進み具合は早いものの、春の草花はネコノメソウだけで春浅い枯色が全山を覆っていた(2019.3.10)。
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