探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.471【龍野の山】
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屏風岩
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龍野の市街(左)と「寝釈迦」の山なみ(左から鶏籠山・的場山・亀山)
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左=東觜崎の町なみ  右=「寝釈迦の渡」の標石
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左=屏風岩  右=「タイコ岩」への登り
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家島諸島(中央は男鹿島・右に家島)
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鶴嘴山から書写山を望む(遠景中央。中景右に峰相山)
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 入門向の山歩き講座で、初めて揖保川流域の低山巡りに出かけた。姫新線の東觜崎(ひがしはしさき)駅を起点に、宿場町の風情を感じ天然記念物に指定されている屏風岩などを見ながら鶴嘴(つるはし)山の山稜を縦走する。その後は小嵐山の山麓に広がる東山公園に立寄り、播磨新宮駅まで足を延ばした。谷筋には修行の滝と不動石仏があった。
 播磨はご当地アルプスが多くあって、「播磨アルプス」「小野アルプス」「加西アルプス」などがよく知られている。低いながらも岩場の発達した山稜が目立つ。「寝釈迦の渡」跡からは、揖保川の西岸にお釈迦様の寝姿に例えられるスカイラインの「新龍アルプス」が横たわる。ここはあらためて取り上げる予定である。
 東觜崎は因幡(出雲)街道の宿場町であり、新宮には陣屋もあったようだ。古い町では時間が止まったような景色も見られ、大正時代に開業した電車(新宮―網干)の駅跡にも立ち寄った。また、栗栖川を右岸に渡った西山公園へ登り、新宮の町なみを俯瞰して地理的な概念も掴むことができた。園内には四国八十八所のミニ巡礼道があり、逆打ちで重ね岩や烏岩にも寄った。暖かでのどかな一日を満喫した(2019.2.26)。
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重ね岩と新宮の町
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烏岩
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