探山訪谷［Tanzan Report］

No.470【熊野三山と小雲取越】

左＝大門坂（夫婦杉）　　右＝熊野那智大社

勝浦方面の眺望（阿弥陀寺前から）

烏帽子山（左）と七里御浜（遠景右）

那智ノ滝

左＝神倉神社　　右＝熊野速玉大社

左＝尾切地蔵（小雲取越・小和瀬）　　右＝小雲取越の道（背後は大雲取越）

小雲取越の石畳（堂ノ坂〜桜茶屋跡）

百間�狽ﾌ眺望（遠景左から大塔山・野竹法師・大塔川流域の山々）

左＝百間�煤@　右＝熊野本宮大社

熊野古道を歩く旅が、４年目にして熊野三山へ参拝できることとなった。昨年は、伊勢路で浜通りと本宮道の一部を歩いて聖地へ近づいたことを実感したが、そのつづきが今回の行程である。 　新宮から熊野那智大社を経て熊野本宮大社に戻る中辺路（大雲取越・小雲取越）のうち、大門坂と大雲取越の最初の区間を一日目に充てる。熊野速玉大社近くで一泊したのち、翌早朝に神倉神社へ登った。二日目は小和瀬から請川まで小雲取越の山越えをする。途中で出合ったのはすべて軽装の外国の方だった。万歳（ばんぜ）峠道の分岐で本宮道が合流し、いよいよルートが本宮に向けて纏まっていくのを確認する。最後は十分な時間をとって旧社地である大斎原も参拝した。また、百間�狽ｩら望む紀伊半島の山なみがすばらしかった。かつて訪れた赤木川や大塔川の沢を思い出す。 　宿舎では他の道が話題になったので、来年以降の古道歩きを検討しよう。小辺路・中辺路・大峯奥駈道など、各ルートとも多くの見どころがあるので、希望に沿うような計画を考えてみたい。伊勢路は一応これで終了（2019.2.23〜2.24）。

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