探山訪谷［Tanzan Report］

No.46【ヤングハズバンド外伝――金子民雄氏講演録】

ヒマラヤや中央アジア・西域の歴史に関心ある人なら、西暦1900年を中心とした100年ほどはとくに興味を持つに違いない。帝政ロシアとイギリスが覇権争いを繰り広げ、「グレート‐ゲーム」と呼ばれた時代だ。 　中央アジア史研究家＝金子民雄氏による『ヤングハズバンド伝　　激動の中央アジアを駆け抜けた探検家』（白水社　2009年刊　7,875円）は、イギリスの軍人・探検家＝フランシス‐E‐ヤングハズバンドの足跡と当時の国際情勢を丹念に描いた初の評伝である。その大冊に載せられなかった話題や裏話を収録したのがこの冊子（「ヤングハズバンド外伝」）。地理や世界史・人物評の秘話が満載だ。 　「ヤングハズバンド外伝」は“YunXiSi No.012”（横断山脈研究会会報）に収載。――B5判　48ページ　原典・人物写真（モノクロ）多数掲載 　お問い合わせは　→E-mail

→「探山訪谷」へ戻る｜→ホーム（トップ）へ戻る