探山訪谷[Tanzan Report] |
No.445【荒神山の眺め】 |
荒神山 |
蛇谷ヶ峰(中央)とリトル比良(左前) |
野坂山地と海津大崎方面(手前は曽根沼) |
多景島・竹生島が重なる(遠景中央は東ヶ谷山) |
伊吹山(前景右手に彦根城が見える。手前の緑は犬上川) |
霊仙山と男鬼周辺の山々(右は鍋尻山) |
青龍山(遠景は御池岳) |
荒神山公園で知られる彦根市の荒神山へ出かけた。琵琶湖に近く宇曽川の河口にあるため、以前から気になっていたがチャンスに恵まれなかった。初心者向の山歩き講座で、眺望と秋の風情を味わおうという目論見である。 以前に出かけた佐和山と同じような山だけに、山麓の風光や歴史を感じながら歩けば充実した行程になる。時間があるので、河瀬駅から歩いてアプローチを図った。古い町並みには水路が張り巡らされ、彦根仏壇の会社などを見ながら宇曽川畔に出た。初めに城跡のある山崎山に登って周囲を見渡す。南西方向には繖山の尾根が連なり、中世の山城としては珍しい石垣も部分的に残っていた。そのあと、朝鮮人街道を一部歩いて荒神山神社里宮に行く。 頂上にある神社の本殿まで、石段と石畳がつづく本坂を登る。立派な石垣の上に建つ神社は山城さながらの造りであった。山上からの眺めがすばらしく、パラグライダー離陸場と三等三角点(日夏山)でも時間をとって山座同定を楽しんだ。 前方後円墳の規模を確認したり、千手寺に立ち寄ったりしながら河畔へ降りる(2018.11.5)。 |
荒神山神社本坂を上る |
左=荒神山神社 右=日夏町付近の家並み |
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