探山訪谷[Tanzan Report] |
No.444【紅葉前の観音峯へ】 |
天川村と武士ヶ峯の山稜(遠景は奥高野の山々) |
西吉野の山々を前に金剛山・葛城山が並ぶ |
大日山(左)と稲村ヶ岳 |
バリゴヤノ頭 |
ベニバナヤマシャクヤク(種子) |
倒木を避けて山頂へ |
みたらい渓谷へ流れる山上川 |
公共交通機関を利用して、日帰りで行ける限界がこの辺りであろう。大峰の前衛峰として知られる観音峯である。花や紅葉の季節はゆっくりできないと思い敢えて静かな時期を選んだが、少しは木々も色づいているのではと淡い期待もしていた。先月の台風被害はどこも凄まじく、ちょっと気にしながらの入山である。 かつての登山口からの道は倒木で塞がれていたものの、吊橋を渡って登る現在の道は問題なく歩くことができる。観音の水や展望台を経て神社跡までくると秋の気配を感じることができた。前日の雨は止んだものの、この日も雲が纏わりついてなかなか山は姿を現わさない。それでも、観音平上部の展望台では西側を中心に展望が開けてきた。残念ながら、大峰山脈の主稜は最後まで山頂部が隠れている。 ロープを張り巡らした内側や斜面に、ベニバナヤマシャクヤクの赤や黒の種子が目立つ。道端では夏から秋に開花する草花が咲いて、目を楽しませてくれた(2018.10.12)。 |
左=センブリ 右=コウヤボウキ |
左=ダイモンジソウ 右=ヨシノアザミ |
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