探山訪谷[Tanzan Report] |
No.439【榛原の山で】 |
ミヤマウズラ |
左=ゲンノショウコ 右=ツリフネソウ |
ヒガンバナ |
玉立の棚田(遠景は室生・曽爾の山々) |
宇陀周辺の山は、火山性の独特の山容を描くものが多い。日本の原風景ともいえる景観が広がるので、これまで何度も出かけてきた。この日は秋の季節が感じられることを願って、鳥見山・貝ヶ平山へ榛原駅から歩いて周回する。 先日の台風によるものか、鳥見山公園への歩道が一部通行止になっていたが、迂回して展望台へ登った。また、玉立(とうだち)への山道も倒木が見られたものの、さほどの被害は感じられなかった。行動中で一番の収穫は、ミヤマウズラの花に出会ったことだ。小さくも美しいランである。そのほか、ゲンノショウコ・ツリフネソウ・ヤマジノホトトギスなどが咲き、里では赤と白のヒガンバナやオミナエシが風景に彩りを添えていた。 最後は、伊勢本街道が通る榛原の町を散策して締めくくる(2018.9.16)。 |
落ち着いた榛原の町なみ |
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