探山訪谷[Tanzan Report] |
No.438【9月、月山の花】 |
夏から秋へ移ろう草原 |
左=トウウチソウ 右=ウメバチソウ |
左=ミヤマシオガマ 右=ナンブタカネアザミ |
左=タテヤマウツボグサ 右=ミヤマセンキュウ |
左=ミヤマキンバイ 右=ハクサンフウロ |
左=ウゴアザミ 右=ハクサンボウフウ |
左=オヤマリンドウ 右=キツリフネ |
左=サラシナショウマ 右=サンインヒキオコシ |
左=オタカラコウ 右=シシウド |
ミヤマアキノキリンソウ |
出発直前の天気予報では、山頂付近の風速が19m/sだったので登頂は半ば諦めていた。ところが、1日前では最大風速が12m/sになり、当日早朝の予報は9m/sまで下がってきた。雨が降るのは織り込み済みなので、風の強弱が行動できるかどうかの分岐点である。好転してきたので、計画どおり月山八合目へ急ぎ出発する。 霧に覆われた雨のもと、弥陀ヶ原周辺では花を目当てに歩く観光客が目立った。狭い木道では撮影できずに通り過ごした花も多い。ミツガシワやイワイチョウなど湿地性のものも咲いていた。標高を上げると草原の紅葉が始まっていたが、夏の花もまだまだ健在で、ちょうど季節が変わる風景を味わう。 山頂から湯殿山参籠所へ下山するコースはより花の多い道で、夏の花期はさぞ見事な景観に彩られることだろう。機会があれば、肘折温泉へつづく長い道も歩きたいものである(2018.9.8)。 |
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