探山訪谷[Tanzan Report] |
No.422【美女山の展望】 |
愛宕山(左)と亀岡盆地(右) |
牛松山 |
園部・亀岡方面(中景左に八ツ尾山。その右遠景は、左から朝日山・霊仙ヶ岳・湯谷ヶ岳・鴻応山) |
半国山(遠景中央右) |
左から雨石山・八ヶ尾山・小金ヶ嶽 |
五条山(中央)・雲石嶽・笹尾谷山など質志の山々と手前左に鼓山(遠景に鬼ヶ城・烏ヶ岳の山稜が覗く) |
中景左から三峠山・砥石山。遠景は奥山(権現山)・鉢伏山と右に長老ヶ岳(中景中央から右に空山・萱山・向山・大岩山の山稜) |
遠景は長老ヶ岳・地蔵杉(右) |
畑ヶ岳(左)・鳥ヶ岳 |
京丹波町の名山である美女山へ出かけた。山名は美女の眉形に由来するとも寝姿によるともいわれ、眉上山という説もある。 近くには、「京都の自然200選」に指定された琴滝(H=43m)があるので、両者をつなぐコースで歩く。十三弦の琴の糸に見立てた滝がチャートの岩壁を落下し、周囲は涼しい空気に包まれていた。大滝池の畔から尾根に取り付き、送電線の鉄塔から複雑な地形の道をたどる。植林地もあるが、概ね二次林がつづいて気持ちよい。読図の練習にもってこいのルートだが、道迷いを防ぐため進行方向が大きく変わる地点はすべてロープによる誘導がなされていた。 昼過ぎに着いた山頂は切り開かれ、南面と北面の眺望がすばらしい。ただ、丹波高原の特徴である平坦な山なみからピークを特定するのは至難の技で、大きく際立つ山容の山から同定を進める必要がある。風に吹かれながら、確認するのに長い時間を費やした。なお、下の写真はコースの途中で撮ったもの(2018.7.3)。 |
琴滝 |
地蔵山・愛宕山(遠景)と三郎ヶ岳(中景)の山なみ |
胎金寺山(左)と多紀アルプスの山稜(遠景中央) |
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