探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.414【天ヶ岳山頂】
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左=シャクナゲ  右=「シャクナゲ尾根」の道
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左=山道を分断する作業林道  右=山頂東側の様子
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天ヶ岳山頂
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樹間から蓬莱山を望む
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箕ノ裏ヶ岳(遠景は西山の山稜)
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モチツツジ(寂光院への道で)
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 大原の天ヶ岳は、北山を歩く人にとってまず登ってみたい山のひとつであろう。私も高校時代からコースを変えて何度も登頂したピークだが、数年ぶりに出かけて驚く場景に遭遇した。
 初心者向のトレッキングで、小出石から「シャクナゲ尾根」を登ってピークに向かう。計画段階ではシャクナゲの花を見込んで5月にしたが、今春はどこも開花が早く花の痕だけを見ながら登ることになった。それでも、我々のために一株だけ蕾で残っていてくれた。
 百井峠からの尾根に合流すると、林道が敷設してあり間伐されて風景が一変している。林業の盛んな地域なので、こうした景観の変貌は当然起こり得るのだが、山頂の様子まですっかり変わっていてちょっとガッカリの印象。これまでのイメージを大事にするなら、山頂部を避けることも必要だろう。
 往路を戻って、「シャクナゲ尾根」分岐から寂光院への尾根道に入ると、モチツツジが咲き誇り樹間から京都方面の眺望も得られて少し気持が落ち着いた(2018.5.20)。
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