探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.411【鹿倉山からの眺め】
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兵庫県側の山々(千丈寺山・五大山・鷹取山など)
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左から居母山・伏見山・三岳山・江笠山(手前は福知山市街)
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大江山連峰(遠景)と手前に鬼ヶ城・烏ヶ岳(中景左は天突、右は高嶽)
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遠景左は杉山・赤岩山、中央は由良ヶ岳、右は槙山(前景は三和町菟原と上ヶ山・秋葉山)
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遠景右は弥仙山(右奥に青葉山の山頂が覗く)
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遠景中央は長老ヶ岳(中景左は三峠山、右は五条山)
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丹波高原の彼方に比良・比叡の山稜が横たわる
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地蔵山・愛宕山(遠景左)と多紀連山(中景)
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 「関西低山歩き」の講座で初めての山域に足を運んだ。丹波の鹿倉山である。山名は四ヶ村(しかむら)山がその由来ともいわれ、桑原・田ノ谷・中出・兎原の四ヶ村が周囲にあった。また、「鹿」は砂鉄を示すともされる。
 京都府の旧三和町(現福知山市)は鉄道が通っていないため、これまで躊躇してきたエリアだ。講座の開設から9年目になって、日帰りで行ける主要な山を七割方登ったため、今回のようなピークも対象になってきた。もっとも、京都府北部はアプローチに時間がかかることと、際立つ山岳が少ないことから後回しになった点は否めない。
 山陰本線の園部駅から福知山へ向かうバスに乗車し、途中の桧山(ひのきやま)で更に乗り換えて菟原下まで行く。爽やかな風が吹く晴天のもと、展望を期待して登り始めた。ルートは鉤掛峠から北峰を経て山頂に達し、天狗岩と烏帽子岩で眺望を楽しんだ。その後、熊野権現神社の旧参道を深山林道へ下山する。古い標識はあるものの、コースはけっこう荒れていた。だが、これまで知らなかった景観と出会え、気持の上でもちょっと近づいた印象をもった(2018.5.11)。
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菟原下の轟大橋から望む鹿倉山
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