探山訪谷[Tanzan Report] |
No.393【晴れ間の赤坂山】 |
左=かつての第1ゲレンデから尾根に取り付く 右=粟柄越の道を進む |
左=赤坂山 右=稜線の雪庇 |
三国山 |
湖北から江越美国境の山々(遠景は上谷山の稜線・三周ヶ岳・左千方など) |
芦原岳(中央左)から乗鞍岳(中央右)の稜線 |
金糞岳(左)から貝月山・ブンゲン・虎子山、伊吹北尾根 |
伊吹山 |
琵琶湖の彼方に鈴鹿の山々が横たわる(左から霊山山・御池岳・雨乞岳・綿向山など。湖畔は荒神山) |
比良山系(遠景)と大谷山・寒風の稜線 |
近江坂が通る大御影山 |
久須夜ヶ岳(中央)の背後に丹後半島と冠島が見える(遠景左は青葉山) |
雲谷山(中央)と若狭湾 |
左=雪面に影を落とす木々 右=明王ノ禿 |
スノーシューとワカンの練習にマキノの赤坂山へ出かけた。午後から寒気が南下して大雪になるとの予報に、いろいろな経験を積む上でよい機会になるだろうと実施する。 朝から青空の広がる状況は湖西を北上しても変わりなく、眩しいほどの雪景色がつづいている。マキノ高原は雪遊びの子供たちで賑わいを見せていた。船で行く戦前から知られたスキー場で、私たちの世代も馴染みの場所だ。 粟柄越の尾根に入ると、スノーシューとワカンで踏み固められたトレースがついており、苦労することなく峠まで達した。ここで用具の使い方とラッセルの方法を説明し、各自それぞれのルートで山頂へ向かう。ツボ足と浮力のある足運びの違いが実感できたことだろう。稜線では雪庇や亀裂の入った斜面での判断なども解説し、安全を第一にルートファイディングする必要性を強調した。また、柔らかい雪の斜面で滑落した際の対処法もおさらいした。 下山後はチラチラと雪が降り始めたので、山頂の大展望を満喫できラッキーだった(2018.2.4)。 |
→「探山訪谷」へ戻る|→ホーム(トップ)へ戻る |