探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.382【醍醐山の展望】
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生駒山(上醍醐・薬師堂前から)
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六甲山(遠景)と男山・天王山から西山の山稜(上醍醐・開山堂前から)
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大阪のビル群(上醍醐・薬師堂前から)
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笠取方面を見下ろす。中景は岩間山と笠取山。遠景は田上の山々(東ノ覗から)
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千頭岳(東ノ覗から)
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桃山・石田を前に京都市街が広がる(「ユウレイ峠」上部の「パノラマ岩」から)
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 見晴らしのよい時に、醍醐山で天下人の気分を味わうことができないかと思っていた。これまで何度も出かけているものの、よい状況にはなかなか出会えずにきた。そこで、寒い時期を選んで実施する。
 当日は冬型の気圧配置になって、家を出るときはちらちらと雪が舞っていた。日本海側は雪雲に覆われるだろうが、醍醐山あたりは晴天が予想できる。期待しつつ女人堂から上醍醐境内に入山。さすがに参拝者は少なく、ゆっくりと五大堂めざして進む。薬師堂(国宝)の前からは生駒山や信貴山が山容を現わした。その上の開山堂(重文)前では、大阪から京都にかけてのパノラマが展開し、「あべのハルカス」もハッキリ見えた。奥ノ院の東ノ覗は、近くの山と里が日光に輝いていた。また、その後に立ち寄った「ユウレイ峠」の南にある「パノラマ岩」では、大岩山から稲荷山が前に横たわり、西山や牛松山・愛宕山が遠くに並ぶ。最も遠い大きな山は半国山である。このように、各所で存分に景色を楽しむことができた。
 本宮ノ峰・「日野山」(「日野岳」)・天下峰にも登頂し、行場を巡る道も使って駅へ着く頃にはすっかり日が傾いた。なお、「ユウレイ峠」は軍のトーチカに由来する名前といわれ、供水峠は石仏群に湧く香水が語源のようである(2017.12.17)。
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左=上醍醐の参道を登る  右=回峰道の鎖場
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左=供水峠  右=方丈石
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