探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.380【初冬の高室山】
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青龍山(右)。左手の雲がかかる山稜は八ッ尾山
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荒神山と彦根市街
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多景島の手前にヒヨノ(陣尾山)。遠景左は比良山系
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竹生島
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鍋尻山(中景左)・ザラノ(手前右)。背後の霊仙山は雲に隠れている(遠景左は比婆山方面)
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ヨコネ(中景左)・烏帽子岳(遠景中央右)と背後に養老山地が横たわる
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葉を落とした林を下る(高室山山頂直下)
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 登山講座では、ヒルやダニの影響からか鈴鹿に対する皆さんの印象が芳しくない。そこで、このところ寒い時期を選んで実施している。ところが、冬期特有の気象や積雪などに見舞われることも多く、冷たい強風に吹かれる場面も多々ある。この日は雨模様の予報が出ているなか、高室山へ出かけた。滋賀県でも北部は雪の確率が高く、既に余呉では積雪も観測されている。
 山頂での昼食時はガスが少し移動し、なんとか展望を楽しむことができたのは幸いだった。午後は再び靄がかかって気温も下がる。氷雨も降って、冬型の気象配置に変わったことを感じながら下山した。
 山中の広葉樹林は一面に敷き詰められた落葉の世界で、靴音をたてながら歩くのは気持ちのよいものだ。この季節ならではといえる。また、登山口にあたる十二相神社の大杉は見事で、雪吊りや融雪用のホースを目にする南後谷は美しい山里だった(2017.12.8)。
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左=十二相神社の大杉(佐目)  右=南後谷の集落
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