探山訪谷[Tanzan Report] |
No.355【弥仙山の樹林】 |
左=水分神社の弥仙山遥拝所 右=於成神社の参道石段 |
イチョウの巨樹(於成神社) |
トチノキ(大岩付近) |
左=ハグロソウ 右=金峯山神社 |
山頂近くの樹林 |
綾部と舞鶴の境にある弥仙山は、「丹波槍」とも呼ばれる尖った山容がよく目立つ。役小角や行基が修行し寺院を建立したといわれ、今も山麓に水分(みくまり)神社(三十八社)、中腹に於成(おなり)神社、山頂に金峯山(きんぷせん)神社(金峰神社)が祀られている。東へつづく君尾(きみのお)山にかけて、修験の場が点在していたらしく吉野と同じ名称が興味を引く。また、大本(宗教法人)の開祖(出口なお)もこの山に籠もって教えを感得したとされる。 神の坐す山だけに自然が保護されており、576.2mの四等三角点(「於与岐(およぎ)町」)にかけて美しい落葉広葉樹林を堪能した(2017.7.25)。 |
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