探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.346【有馬三山】
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 鬼ヶ島の山頂近くにあるアカガシの巨樹
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 水無山から神戸市北区・三田市方面を望む
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 逢ヶ山・仏谷峠からの道が合流する高尾山
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 湯槽谷山の山頂に咲くコガクウツギ。ナルコユリもある
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 灰形山から見上げる後鉢巻山(左)と六甲最高峰(中央)
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 落葉山の妙見堂
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 湯槽谷山・灰形山・落葉山を合わせ「有馬三山」と呼ぶ。有馬温泉の西側に連なる山々だが、広く有馬郡として俯瞰する視点も忘れずにいたい。「有馬富士」が三田市の中央にあるのはその地域性から付けられた呼称であり、有馬温泉の近くという意味はまったくない。明治時代に発足した郡は、すでに神戸市・西宮市・三田市に移行しており現在は消滅している。
 三山は有馬温泉を起点と終点に登られることも多いが、有馬郡の山として有野町から取付くコースを考えてみた。鬼ヶ島・水無山・高尾山は人の姿が少ないエリアである。以前の登山講座では逢山峡から仏谷を登ったので別ルートにする。もっとも、数年前の水害で谷筋が荒れているのを確認しているため、初心者向のトレッキング講座は尾根にした。上の写真はそれぞれのピークか付近の景色である。各ピークの個性や違いが現われていて、なかなか面白い山々だった。最後に、駅近くの亀乃尾瀧に寄る。滴り落ちる水とイワタバコに涼しさが感じられたものの、亀田窮樂が壁に刻んだとされる「曉櫻」はかろうじて「櫻」だけが読み取れる状況だった(2017.6.18)。
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 左=登山道のあちこちで見られるコアジサイ  右=亀乃尾瀧
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