探山訪谷[Tanzan Report] |
No.336【初夏の美】 |
青葉・若葉に包まれる |
濃淡のオオイワカガミ |
左=オオカメノキ 右=ミヤマカタバミ |
エゾハルゼミの羽化 |
左=移動したエゾハルゼミ 右=シャクナゲ |
左=次々に花が現われる下山路 右=ニリンソウ |
トチノキ(保谷) |
登山講座で空白になっていた京都市最北部の三国岳に行ってきた(京都市左京区・南丹市・滋賀県高島市)。どこから登るにしてもアプローチが不便な山深い場所だけに、自然度の高さがいちばんの見どころである。当然ながら落葉広葉樹の新緑は期待していたのだが、コースに群生するシャクナゲの花がより印象を高めてくれた。加えてエゾハルゼミの羽化にも立ち会うことができ、みんなでこの山域の自然を満喫する。 交通の都合から、久多からでなく『高島トレイル』を使うことにする。コースは朽木の桑原から御林谷峠(丹波越)へ登り、山頂を踏んでから岩谷峠を経て古屋へ下るものである。途中の保谷源流では、アカショウビンの鳴声を何度も聞くことができ、この季節らしい音にも出会うことができた(2017.5.12)。 |
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