探山訪谷[Tanzan Report] |
No.315【雪のお菊山】 |
左=お菊山の山稜を見上げる(新滝ノ池から) 右=「馬ノ背」を登る |
大阪湾と泉佐野・岸和田方面(山中に新滝ノ池・滝ノ池が光る) |
対岸に連なる六甲山 |
関西国際空港の彼方に横たわる淡路島 |
左=「於菊松」の三等三角点 右=「お菊松」がある山頂 |
左=ヤマモモ 右=ウバメガシ |
遠く生石ヶ峰の山稜も見える |
四石山方面(お菊山から) |
雨山と小富士山(泉州小富士)。後列の雪山は金剛山(笠山から) |
明石海峡大橋を望む(笠山から) |
今冬一番の寒気が流れ込むという一日。泉南のお菊山へ行ってきた。家を出るときは雪が降り、積雪も10センチ程度あった。したがって、冬の装備で駅へ向かったが、京都・大阪では雪の一欠片も見られない。ところが、南下するにしたがって再び雪雲に覆われ、低い山にも積雪が認められる。長滝駅から意賀美神社へ向かう道では強い風と霰に見舞われた。 車道から山道に入り、尾根を登るにつれて天候が回復してくる。温暖な地方らしい木々が目立ち、「馬ノ背」では背後の景色が日の光を受けて大きく開けていた。踏みしめる新雪の音を聞きながら殿尾山を往復し、「於菊松」の三角点からお菊松に向かう。「烈女、菊」の石碑がある山頂は眺望に優れ、最後は白山神社のある笠山から近づいた海を眺める。なかなかよいコースであった。日中の気温3〜4度という寒い一日だったが、種河神社では紅白の梅が咲き始めていた(2017.2.10)。 |
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