探山訪谷[Tanzan Report] |
No.311【北摂・高代寺山から城山へ】 |
妙見山(吉川城址の尾根から) |
振野(吉川城址の尾根から) |
遠く大阪湾が光る(新光風台への道から) |
中山連山(右遠景は六甲山) |
山下・緑が丘方面を見下ろす(城山にある愛宕神社前から) |
能勢にある妙見山と一庫ダムの間にある高代寺山は、車道が山頂近くまで通じているためこれまであまり関心を持つことはなかった。周辺には住宅地も多く、里山の魅力も感じなかった。 ところが、冬場の日溜まりハイキングを考えるなかで候補のひとつにした。調べてみると高代寺への古い参道があり、尾根筋には山城の跡が点在することもわかって、俄然興味が湧いてくる。 実際に歩いてみると展望もところどころで得られ、思いのほか楽しめる道であった。なによりの面白さは、新光風台から城山の区間である。オリエンテーリングさながらに読図を必要とする尾根で、ピンポイントで見ると行くべき方向が90度異なる地点もある。間違って引き返したり、標高点と三角点を確認して現在地を特定したり、参加者それぞれの見解を検証しながら歩くことになった。久々に読図力を求められるコースで、みなさんにも好評だった(2017.1.24)。 |
左=吉川城(長棚城)の堀切を越えて登る 右=高代寺の五輪塔(南北朝時代) |
「大昌寺」山頂(四等三角点=242.2m)は、読図をしていないと知らずに通り過ぎる可能性が高い |
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