探山訪谷［Tanzan Report］
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　No.310【雪の松尾峠越え】
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　左＝出発地点の「細野口」バス停　右＝集落内の道
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　田尻谷の林道を進む
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　廃村田尻付近で
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　松尾峠
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　峠付近から高雄方面を見下ろす
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　左＝峠の地蔵堂　右＝雪を纏う林（高雄）
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　この冬一番の寒波に見舞われた日に、愛宕山の北にある松尾峠を細野（愛宕道）から高雄（谷山林道）へ越えてきた。予定では朝日峯に登るトレッキングだったが、新雪は最深で太腿まであった。めったに遭遇できない光景に、最初は喜んでラッセルする参加者も徐々に体力を奪われていく。田尻谷の上流では谷筋が荒れていることもあって、時間を大いに費やした。
　積雪期用の登山靴でないかぎり、アウトソールの柔らかい靴は雪には無力であること。フラットフィッティングで転倒・滑落に備えること。滑る場合はトレースを追わず雪に足を踏み出すこと。下りでは爪先から着地してスピードとバランスをコントロールすること。ストックを利用して身体をまっすぐに立てることなどを説明して歩き始める。行動中も雪は降りつづいた。
　けっきょく雪道の歩き方を練習する一日になり、市街地の生活でも役立つよい経験をしてもらった（2017.1.15）。
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