探山訪谷[Tanzan Report] |
No.31【横川の山稜――6月の花】 |
左から、カキノハグサ・エゴノキ・ヤマボウシ |
左から、コアジサイ・ヤマアジサイ・キリ |
左から、タニウツギ・ウツギ・ミツバツツジ |
左から、フタリシズカ・ヤマゴボウ・ノアザミ |
左から、ニガナ・サギゴケ・サワギク |
左から、ユキノシタ・コモチマンネングサ・ドクダミ |
梅雨に入ると白い花が目立って多くなる。ウツギの仲間やエゴノキが緑濃い林にアクセントを与え、夏に向かう季節感をよく表わしている。しかし、6月のこの山稜を特徴づけているのは、コアジサイではないだろうか。装飾花を持たない楚々とした味わいは、比叡山によく似合う。そして、もうひとつの代表がカキノハグサ。開花期を過ぎれば他の草花に埋もれてしまうので、この時期一番の楽しみである。京都側にも散見できるが、やはり多いのはこのエリアだ。ただ、年とともに確認できる数が減っているようにも思われる。 下段の写真は家の近くや山麓で普通に見られるものだが、山中でまとまって咲いていると思わず足を止めてしまう。 |
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