探山訪谷[Tanzan Report] |
No.276【夏の吉野山】 |
上千本から下千本を見下ろす |
烏ノ塒屋山(遠景左は額井岳) |
龍門岳(手前は如意輪寺) |
青根ヶ峰(高城山から) |
高見山(高城山から) |
8月最初の「健康のための山登り」の講座で吉野山へ行ってきた。世に聞こえる桜の名所であり春がベストシーズンだが、緑濃い季節の様子を知りたいと思い実施した。 吉野大峯ケーブルの駅は静かで、金峯山寺から上千本にかけて観光客の姿もまばらだった。せっかくなので、最高地点の青根ヶ峰に登ることを予定したが、バスが運休で残念ながら行くことはできなかった。そこで、時間が許す範囲の高城山まで往復する。別ルートのあるところはできるかぎりそれを使い、多くの見どころに立ち寄りながら歩く。こういう機会でないと訪れることのない場所もあり、吉野の日常と奥深さを感じる一日になった。 定番の展望スポットだけでなく、途中の道から思わぬ風景が広がったり、遠くが望めたり、心地よい風を受けながら楽しむことができた。ゆっくり4時間ほどの行程だったが、秋の片鱗をひとあし早く見つけることもできてよかった。下は道中で見かけた植物。ほかに、鹿の子ユリやヒオウギが多く咲いていた。 |
左=アカソ 右=ウバユリ |
左=アキノタムラソウ 右=青葉のカエデ類 |
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