探山訪谷[Tanzan Report] |
No.258【播磨の岩山】 |
善防山への登り |
六甲方面の眺望 |
縦走路から笠松山を望む(遠景中央=七種山・雪彦山) |
左=笠松山への稜線(背後は善防山) 右=あちこちでツツジが咲き始めていた |
明石海峡と淡路島(笠松山から) |
左=道端のスミレ 右=厨子に収まる浮彫如来・両脇侍像(白鳳時代=国重文)のある古法華寺 |
山稜から大柳ダムを振り返る |
「播磨アルプス」や「小野アルプス」など、播磨には低いながらも眺望のよい岩山があちこちに点在している。多くは「竜山石」と呼ばれる凝灰岩が中心で、どこも同じような地形だ。そんな、ご当地アルプスに数えられる「加西アルプス」に行ってみた。一帯は古法華自然公園になっており、歩道や標識が整備され気軽に歩けるエリアである。もちろん、岩場での行動は注意しなければならないが、高御位山などと比べれば規模や傾斜が小さく危険性も低い。初心者にも、爽快な気分やスケールを実感できるよさがあるように感じた。 コースは善防山から笠松山へ縦走し、古法華寺にいったん下りたのち大柳ダムから尾根に取付いて往路と交差する。その後は皿池を経て播磨下里駅まで、8の字状に歩いた。花も咲き始めており、春らしい景色に出会えた一日だった(2016.3.11)。 |
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