探山訪谷[Tanzan Report] |
No.238【大山の紅葉を訪ねる】 |
大山北壁を望む(豪円山から) |
左=大山寺に現存する建物では最古の阿弥陀堂 右=登山口(夏山登山道) |
光を透す黄葉が美しい |
北面の眺望(六合目) |
北壁の紅葉 |
左=弥山から弓ヶ浜・中海・島根半島を見下ろす 右=弥山〜剣ヶ峰の稜線 |
左=タンナトリカブト 右=ダイセンキャラボク |
三鈷峰 |
左=北壁をバックに元谷を下る 右=金門 |
伊予の石鎚山に次いで希望が多かった伯耆大山に行ってきた。せっかくなので、麓の大山寺で宿坊に泊まって翌日登頂する計画である。一日目はアプローチだけなので時間があり、足慣らしに大神山神社や豪円山を訪ねた。 快晴に恵まれた翌日は7時過ぎに出発したが、既に多くの人たちが登り始めていた。山頂で泊まった方であろう、下山者も次々と姿を現わす。 夏山登山道は階段の連続だ。標高差900mを超える登高と下降は筋力を要求される。なかでも、下山に使った行者登山道は段差が大きくて足に負担がかかった。人数が多かったものの、上りは一合あたり15分程度で進むことができた。 三合目付近から上部は紅葉に彩られ、光を透すその色合いに歓声を上げながら登る。北面だけに昼頃がもっとも美しく輝いており、行者登山道の樹林がすばらしかった。キノコを味わった宿坊の精進料理も含め、大満足の山行だった。 |
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