探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.236【八丁川の溯行】
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 左=ミカエリソウ  右=アキチョウジ(ともに小塩川西谷で)
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 八丁川を溯る(越木峠道との出合上流)
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 八丁川を溯る(2枚とも、ノコギリ谷出合〜ババ谷出合)
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 左=トチノキの巨木  右=溯行をつづけると集落跡が見えてきた
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 石積みだけが残る集落跡
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 先月の吉祥寺谷(大戸川水系)につづいて、登山講座2回目の沢歩きを八丁川(由良川水系)で行なった。
 佐々里川の上流はなかなか不便な土地で、日帰りで行くには制約が大きい。佐々里の集落から遡ればいちばんよいのだが、時間的にちょっときつい。そこで、本来の姿を残す区間を優先して、小塩から越木峠越えで入った。林道では、秋の草花が目を楽しませてくれた。廃村八丁からは、卒塔婆峠に出て小塩川の東谷へ下山する。
 数十年ぶりで溯行したが、自然な川の姿と雰囲気は何ら変わりがなかった。穏やかな流れを徒渉する快感と、北山にこれだけの環境があることを伝えられたのではないだろうか。ただ、峠越えの山道ではヒルが多く、かつての北山とは大きく異なっている。また、ここ数年の大雨が直接の原因とはいえ、丹波広域基幹林道の工事によって、各所で山の荒廃が進んでいた。
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