探山訪谷[Tanzan Report] |
No.234【9月の「表銀座」縦走】 |
合戦小屋付近の紅葉 |
左=合戦尾根を登る 右=燕山荘から見た槍ヶ岳 |
燕岳 |
燕岳から大天井岳へ向かう |
左=大天井岳への稜線 右=夕焼け(大天荘で) |
左=大天井岳山頂 右=梯子がつづく水俣乗越ヘの下り |
朝日を受ける槍ヶ岳 |
左=槍ヶ岳山荘からの登路 右=北鎌尾根を見下ろす |
左=雲に映る「影槍」と三段の虹彩 右=山頂でゆっくり眺望を楽しむ |
穂高連峰(右遠景は乗鞍岳・木曾御嶽) |
富士山 |
紅葉の飛騨沢を下る |
左=藤木九三のレリーフ 右=滝谷出合 |
左=クロマメノキ 右=新穂高温泉ヘの道 |
登山講座で希望の多かった槍ヶ岳へ行く機会ができた。せっかくなので、麓の中房温泉で一泊して外湯めぐりを堪能する。行程は合戦尾根を登って大天井岳までを一日目。次の日に槍ヶ岳の頂に立って肩の小屋に宿泊。三日目に新穂高温泉へ下山する計画である。 この時期は初めてなので、稜線の草紅葉や中腹の紅葉が楽しみだった。大天荘から槍ヶ岳山荘へ縦走する日が雨天になり、風を伴っていたため体力の消耗が激しい。途中で寒さに震える場面もあり、エネルギーの補給をしっかりしなければ低体温症に陥る危険もあった。体感温度は0℃前後。翌日は晴天のもと、前日に登れなかった槍ヶ岳の絶頂で360度の展望を楽しむ。苦労が報われ、全員笑顔で写真に収まった。 一日で2,000mを下ったり、10時間ほどの行動は、若人ならともかく身体にこたえるコースだったようだ。今後は、もう少し余裕のある計画にしなければならないと感じた。 |
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