探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.225【神に囲まれた伊那佐山】
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 左=伊那佐山を仰ぐ(八咫烏神社から)  右=天狗岩(猿岩)から吉野方面の眺望
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 左=ネジバナ  右=ホタルブクロ
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 左から龍門ヶ岳・熊ヶ岳・経ヶ塚山・音羽山の山稜(伊那佐山山頂で)
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 左=伊那佐山山頂の都賀那岐神社と三角点  右=墨坂神社
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 さすがに、奈良は古い名前が数多く出てくる。宇陀市榛原の伊那佐山は、古事記や日本書紀にも登場する由緒ある山で神武東征伝説の舞台だ。それらを訪ね歩く山行をカルチャー教室で実施した。
 西山麓の八咫烏神社は賀茂建角身命を祀る古社で、神紋は下鴨神社と同じ葵で橋の名称も葵であった。ここを出発地に沢城址へ登り、天狗岩(猿岩)で周辺の歴史に思いを馳せた。山頂に鎮座する式内社の都賀那岐神社は、立派な神明造の社殿が特徴的である。そして、北山麓の墨坂神社で名前の由来を聞いた。本殿は、元治元年(1864)に春日大社から移築された一間社春日造で、旧社地は鳥見山山麓にあったと伝わる。今月下旬にその方面を歩く予定なので、有意義なひとときになった。
 夏雲に覆われた暑い一日だったが、道中の草花が慰めてくれた。
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