探山訪谷[Tanzan Report] |
No.215【八ヶ峰】 |
左=知井坂取付にある「南無妙法蓮華経」の石碑 右=「南無妙法蓮華経一千部法界」の石碑 |
山頂から望む双耳峰の青葉山(若狭富士)と若狭湾 |
若丹国境尾根を行く |
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された北集落 |
森本次男の『京都北山と丹波高原』を読んでイメージを膨らませ、不便な交通に泊まりがけで出かけた若丹国境尾根。その中心的な山が八ヶ峰である。現在では若狭側から登られることが多いものの、やはり由良川流域から取り付きたいと思う。知見の八原から知井坂で鞍部に達し、東側の五波谷峠から田歌へ出るコースは味わい深かった。途中には、スキー場の跡や古い峠道を物語る石碑などが点在し、誌面から感じた当時の印象を数十年ぶりに重ね合わせることができた。帰途は美山の北集落に立ち寄って、38棟ある茅葺き民家の風景も堪能した。 詳しい案内は、『山と溪谷』2015年4月号で紹介。 |
『山と溪谷』2015年4月号の表紙 |
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