探山訪谷[Tanzan Report] |
No.210【間違って岩尾根へ】 |
登った岩尾根から神戸市街を望む |
左=踏跡のない岩稜を登る 右=樹間から望む新穂高 |
生田川上流を挟んだ石楠花山の尾根 |
左=穂高湖を眼下にシェール槍に向かう 右=シェール槍からの西望 |
三角形の山容が美しいシェール槍(穂高湖から) |
昨年につづいて、冬の六甲を登るアドバンスシリーズ。その一回目で思いもよらない事態になった。 行くべきルートから100mも離れていない尾根に取り付き、一本違う岩稜を登ってしまった。傾斜が緩くなって気づいたが、下るのは危険と判断して登りきった。下部は踏跡がまったくなく、みんなよく付いてきてくれたものと思う。お蔭でおもしろいルートを発見できたが、仲間内の山行ではないのであってはならない行動になった。 その後は予定のコースに復帰し、シェール槍と摩耶山に登頂した。読図の基本を疎かにするとどうなるか。再認識させられた一日になったし、日頃みんなに「思い込みの恐さ」を説いているのに恥ずかしい限りだ。これで、ハンデイGPSを使う決心がついた。 |
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