探山訪谷[Tanzan Report] |
No.209【高野山町石道】 |
左=慈尊院の境内に立つ百八十町石 右=丹生官省符神社から山手に向か町石道 |
町石道から高野山の山上を望む |
展望台では、紀ノ川を眼下に金剛・和泉の山々が横たわる |
一瞬、天野の盆地が望まれた |
丹生都比売神社の輪橋 |
白洲正子の『かくれ里』に描かれた桃源郷を訪れる機会があった。紀伊國一之宮の丹生都比売神社を、寒さ厳しい時期に訪ねたいと思っていたからである。高野山につづく町石道は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に選ばれており、その歴史的景観も魅力であった。 慈尊院から町石道の下部3分の1を登り、雨引山と小都知ノ峯に登ったあと、百二十町の二ツ鳥居から天野の里へ下山した。残念ながら、眺望はあまりよくなかったが、雪を踏みしめ厳寒期ならではの静けさを存分に味わうことができた。みんな大満足の一日だった。コースの案内は、『山と溪谷』2015年2月号の「郷山めぐり」に紹介している。 |
『山と溪谷』2015年2月号の表紙 |
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