探山訪谷[Tanzan Report] |
No.196【曽爾の「ハイキングコース」】 |
お亀池と亀山・後古光山・古光山(左から) |
学能堂山の後ろに局ヶ岳の頂が覗く |
大洞山(左)と学能堂山(右)。遠景は矢頭山から白猪山の山なみ |
左=後古光山から古光山にかけて岩場がつづく 右=最高峰の古光山南峰(右奥は高見山) |
南峰から曽爾高原を振り返る(手前のピークは古光山の三角点) |
屏風岩・兜岳・鎧岳(南峰から) |
昨秋、兜岳・鎧岳に登ってから、曽爾の山々に興味をもつ講座の受講生が増えた。自分達だけで倶留尊山・二本ボソなどに山行をつづける方もあり、周辺の山々を知っておく必要性を感じていた。それは、曽爾の「ハイキングコース」には岩場の基礎技術がないと危険なコースが多いからである。高原の散策からは想像できない地形になることを分かってもらうため、曽爾高原の『青少年自然の家』から亀山を経て古光山に登った。前半の緩やかな道と後半の急坂。その対比が強い印象を与える。距離は短くても、時間がかかる山稜だ。今後、この体験が生きてくることだろう。 この日は好天に恵まれて、金剛山から愛宕山・比良山系まで望むことができた。なかでも、局ヶ岳や迷岳など伊勢の山々に関心が集まった。 |
「ハイキングコース」の標識(大峠) |
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