探山訪谷[Tanzan Report] |
No.195【河内を歩く】 |
左=標高110mの尾根に残る野崎城址 右=飯盛山山頂にある楠木正行の銅像 |
休憩場所として最適な古池堤 |
左=山中静かに佇む式内社の御机神社 右=「楠公さん」として親しまれる四條畷神社 |
京都なら市街を取り巻く山々が自然と親しむフィールドだが、大阪の平野部なら地域によってかなりの違いがみられる。生駒の山なみもその一つで、奈良との府県境には歴史に裏打ちされた魅力ある自然と旧跡が散らばっている。 そんな山のひとつが河内にある飯盛山だ。今月発行の『山と溪谷』(2014 October No.954)で取上げてもらった。5月の「のざきまいり」で知られる慈眼寺(野崎観音)をはじめ、野崎城址や南朝の将として戦った楠木正行(まさつら)を主祭神に祀る四條畷神社など、寄り道したい場所が点在する。東高野街道もつづき、地元の方から各々のいわれなどを教えてもらえば、河内の風土がより身近に感じられる。遠出ができないときのプチ山行に、お勧めのエリアである。 |
『山と溪谷』2014年10月号の表紙 |
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