探山訪谷[Tanzan Report] |
No.192【立秋の金糞岳】 |
白倉岳への尾根から金糞岳を振り返る |
左=ノリウツギ 右=ヤマジノホトトギス |
左=オトギリソウ 右=ホツツジ |
左=ミヤマコアザミ 右=ヤマブキショウマ |
左=シモツケソウ 右=アキノキリンソウ |
左=クサアジサイ 右=ツルニンジン |
左=オカトラノオ 右=ヒヨドリバナ |
寒気の南下や前線の活動によって、今年は夏らしい天気に恵まれることが少なかった。立秋を迎えたこの日も、台風が南海上にあって湿った空気が流れ込み、激しい雨が紀伊半島や四国の各地で降っている。とくに、山々の南東斜面に多い。翌日に予定している江濃国境の金糞岳も、直前まで判断を先延ばしした。 当日は曇り空ながら時おり青空も覗き、ガスがかかったり晴れたりの小康状態がつづいた。昼を過ぎると、北側が暗く一時は雷鳴も聞こえたので、灌木帯の白倉岳から金糞岳の稜線をスピーディーに行動し、樹林帯へ逃げ下った。幸い激しい雨は帰路の長浜周辺だけで、大津へ帰ったら「びわ湖大花火大会」は予定どおり行なわれた。 写真は当日に見た花々で、夏と秋が同居する光景だった。鳥越林道ではフシグロセンノウも咲いていた。 |
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