探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.182【ブンゲン(射能山)の花――6月】
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 左=ギョウジャニンニク  右=アマドコロ
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 左=グンナイフウロ  右=カキツバタ
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 左=エビラフジ  右=ヤマオダマキ
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 左=シライトソウ  右=セッコク
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 左=エビネ  右=マタタビ
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 左=フタリシズカ  右=ナナカマド
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 左=サラサドウダン  右=ツクバネウツギ
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 左=クロミノニシゴリ  右=コヨウラクツツジ
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 ブンゲン山頂から貝月山を望む
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 左=タニウツギ  右=アカモノ
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 奥伊吹スキー場の稜線を下る
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 ブンゲン(射能山)は、滋賀県では四番目の標高を擁するピークである。だが、伊吹山と金糞岳の間にあって、一般的には注目を集めることは少ない。でも、外せない山だ。これまで、虎子山からこの山を踏んで貝月山まで縦走したり、周辺の谷の溯行と下降でいろいろなルートから登頂してきた。
 最高峰の伊吹山でさえ1400mに届かない伊吹山脈は、北西季節風をまともに受ける豪雪地である。したがって、高山性や日本海側の植物が多いことでも知られ、江濃国境には特色ある山々が目立つ。なにより、ブナやトチの樹林が広がっているのがいい。
 初夏の一日、落葉広葉樹に覆われるブンゲンを周回してこの時期の花たちを訪ねてみた〔このページでは、山裾で育てられる草花も一緒に掲載(上から9枚)〕。下山は品又越(百池峠)に立ち寄って、1045.6m峰(「日ノ出山」)の四等三角点も踏んだ。奥伊吹スキー場の開設に伴って展望台が造られていたことを初めて知った。新穂峠から北は登頂していたが、このピークは初めてである。無沙汰ぶりがわかる出来事だった。
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