探山訪谷[Tanzan Report] |
No.174【霧氷とフクジュソウ】 |
霧氷に覆われた尾根から琵琶湖を見下ろす |
左=一面に花が咲いたような南西尾根 右=青空に輝く白が美しい(榑ヶ畑ヘの道で) |
開花したフクジュソウ(南西尾根) |
左=今畑 右=暖かいところではスミレの花も(オオタチツボスミレ) |
左=オニシバリ 右=ボタンネコノメソウ |
フクジュソウを見ようと、半年前から4月の霊仙山を計画していた。ところが、山行の前日から寒気が入り込み、鈴鹿へ向かう車窓からは冠雪の比良が眺められた。 入山する今畑では花はほぼ終わっていたが、ウメやネコノメソウが春を告げていた。南西尾根へ出ると一転して雪景色になり、花はだんだん望み薄になる。それでも、季節風のあたらない日当たりのよい場所では咲き始めており、カレンフェルトの歩きにくい道をみんなで探しながら行動した。 霰や雪が降り、途中で下山するパーティも出るなか、冬と春が同居する景観はすばらしかった。思ってもみなかっただけに、参加者の声も弾んでいた。 |
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