探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.171【諭鶴羽神社の参道】
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 左=諭鶴羽ダムから尾根に登ると、古道の標石が現われる  右=二十五丁にある神倉神社
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 左=十五丁付近の道  右=明るく開けた諭鶴羽山の山頂
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 左=アカガシを中心とする山上の樹林  右=山頂から沼島を見下ろす
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 左=境内に集められた裏参道の古い標石  右=五輪塔が残る薬師堂跡(二丁付近)
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 左=柴を手向けて道中の安全を願ったという柴折り地蔵  右=行場ノ滝(ここから山麓は車道)
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 諭鶴羽神社遥拝所(表参道十八丁)
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 ひと足早い春を求めて、淡路島の諭鶴羽山へ行ってきた。山頂には諭鶴羽神社の御旅所があり、一等三角点の山としても知られている。神社には古い参道が二本あり、建武元年〔南朝(1334年)〕の紀年銘がある町石をはじめ、表参道(南東側)には亨保二十年(1735年)、裏参道(北西側)には寛保四年(1744年)の標石が現存している(「諭鶴羽古道」は一部で本来の道と異なる)。
 地域の人々の信仰を物語る参道はその状態もよく、多くの史跡を内包している。なかでも、裏参道の神倉神社付近や上部の樹林、表参道の薬師堂跡・菊か店跡周辺の雰囲気がとてもよかった。
 惣川に下山してから、最後に黒岩水仙郷でスイセンやウメの花を愛でることもできた。
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 群生するスイセン
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