探山訪谷[Tanzan Report] |
No.167【播磨アルプス】 |
中塚山付近から眺める高御位山(右)と鷹ノ巣山への山稜 |
左=高御位山から明石・加古川方向を望む。遠景のスカイラインは淡路島 右=鷹ノ巣山近くから高御位山を振り返る |
尖った山容が特徴の桶居山 |
斉藤山付近から振り返る桶居山の尾根 |
左=生石神社(石の宝殿) 右=大正天皇行幸碑がある山頂からは、高御位山のスカイラインがよく見える |
加古川・高砂・姫路にまたがる高御位山。眺望のよさと岩場のつづくコースが人気で、今や全国的に知られる山となった。高速道路を使えばアクセスも便利とあって、遠くからの日帰り登山ツアーも多い。 一般的には、高御位山を中心としたコースを登られるが、このエリアのよさは西の桶居山(おけすけやま)にある。縦走するとピラミダルなピークがどんどん近づき、登りきれば達成感や満足を得られるはずだ。ちょっと健脚向なので、時間や体調に応じたエスケープも可能。周辺の集落に下る道が発達している。 時間に余裕があれば、江戸時代から「日本三竒」として知られた「石の宝殿」にも立ち寄りたい。西国三十三所の巡礼者もわざわざ訪れたほどで、一見の価値がある。宝殿山からは「播磨アルプス」の山々がよく見え、一日のフィナーレに相応しい。 『山と溪谷』(2014 March No.947)で詳しく紹介しているので、ぜひ。 |
『山と溪谷』2014年3月号の表紙 |
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