探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.157【念願の口永良部島】
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 左から、口永良部島1(一等三角点)・新岳・古岳(本村の港近くで)
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 古岳火口
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 新岳(最高峰)
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 古岳から島の西方を望む
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 この時季に咲いていた、濃淡のあるエラブツツジ(マルバサツキ)
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 新岳の地割れを見て野池へ向かう
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 左=古岳の四等三角点  右=口永良部島1の一等三角点
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 直径100m以上ある古い火口の野池
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 左=番屋ヶ峰の四等三角点  右=口永良部島2の一等三角点
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 屋久島の隣にある口永良部島へ、やっと行くことができた。前に屋久島へ行った時も予定していたのだが、船の欠航で目的を果たすことができずに帰った。宮之浦港での乗船時には、今も予備日程を確認されるほどの運行状況。余裕のない旅行では訪問は難しい。
 全島が屋久島国立公園に含まれ、山だけでなく海も温泉も島の空気を纏っていて興味深い。登頂したピークは、古岳・新岳(最高峰)・口永良部島1(一等三角点)・口永良部島2(一等三角点)・番屋(ばんじゃ)ヶ峰。発見は一等三角点の標石が小さいこと。東部の600m峰三座は、20m/s前後の北西季節風が吹きつけるなかでの行動になった。また、西部の二座は竹薮を分けて達した。
 活火山だけに荒々しい景観が広がっているものの、亜熱帯の植生に覆われて緑が美しい。逃げ出したヤギが野生化しており、山中で姿を見かけた。ヤクシカの頭数は、人口をはるかに上回る。
 海上風警報と4mの波浪で帰路のフェリーが欠航したため、島で二泊することになったが、お蔭で島の一周と温泉をじゅうぶん堪能することができた。充実した島の山旅だった。
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