探山訪谷[Tanzan Report] |
No.144【御在所山】 |
左=一ノ谷を挟んで御在所山東面の岩壁を見上げる 右=東に張り出したハライドの尾根 |
鈴鹿山地の中北部を望む(大きな台地状の山は御池岳・藤原岳) |
雨乞岳(遠く笹ヶ岳や鷲峰山も見える) |
伊勢湾を見下ろす(知多半島・渥美半島も確認できた) |
尖峰=鎌ヶ岳と南部の山なみ |
左=武平峠への道はガレとザレが多い 右=東多古知谷に懸かる百間滝 |
この一ヶ月に、御在所山へつづけて出かけた。ルートは中道・一ノ谷新道・表道・武平峠道などである。かつて頻繁に通っていた頃は、どこも多くの人で賑わっていたが、昨今は中道だけに集中している印象だ。キレットなどの岩場では順番待ちができるほどで、古くからの信仰の道は寂れた空気を漂わせていた。 ただ、各所で開けるアルペン的な風景や、風化した岩場を全身で対処しなければならない場面は、やはり御在所らしさを見せ魅力的である。滋賀県側の広大な広葉樹林とともに、鈴鹿の良さを再確認する機会になった。 8月上旬は夏の暑さだったが、下旬は秋らしさを味わい、琵琶湖だけでなく360度の大展望に感嘆の声を上げた。 |
→「探山訪谷」へ戻る|→ホーム(トップ)へ戻る |