探山訪谷[Tanzan Report] |
No.139【7月の能郷白山】 |
左=シモツケソウ 右=トリアシショウマ(左)とヤマブキショウマ(右) |
左=ヨツバヒヨドリ 右=アカショウマ |
左=ニガナ 右=ノアザミ |
左=クサアジサイ 右=ヒヨドリバナ |
左=サンカヨウ(実) 右=マルバダケブキ |
左=カラマツソウ 右=ヤグルマソウ |
左=シモツケ 右=イブキトラノオ |
イソクラ・蕎麦粒山を望む(右は白山社奥宮) |
左=ユキザサ 右=オオバギボウシ |
登山道の脇で増えているイネ科の植物(オオネズミガヤ?) |
左=ヤマアジサイ 右=クルマバハグマ |
7月下旬、日帰りで能郷白山へ行ってきた。大阪から団体で登頂するには、なかなかハードな行程である。なにより、アプローチに時間がかかる。片道4.5時間から5時間。温見峠へ着いた時には、早くに登頂した人たちが降りてくる頃で、駐車スペースもないほどだった。 「奥美濃」をよく登っていた時代が嘘のような開け方で、かつて感じた独特の空気はどこにもなかった。開発とモータリゼーションの発達は、地方を均質化するものなのかもしれない。それでも、山間の地名に先駆者たちの文章を思い出したりしながら向かったが、同行者らは「百名山」以外に関心を示さなかった。登山者も変わった。 ここでは最短コースで見た花を取り上げるが、なにより山頂の先にある奥宮で「奥美濃」の眺望をひとり楽しんだ。 |
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