探山訪谷［Tanzan Report］
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　No.124【中国ツアー登山の現状】
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　四川省西部の雀児山
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　左＝BCでの参加者たち　　右＝ガイドの先導で参加者がつづく（C２〜C3）
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　左＝上部のルートで　　右＝山頂での記念撮影
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　横断山脈研究会の会員から、昨年の雀児山（6168m）でのツアー登山の報告をいただいた。近年の登山熱を反映して、高峰登山も過熱ぎみのようである。一度の登頂チャンスに、数十人の規模で登頂者があり、日本の「百名山登頂ツアー」さながらの光景が横断山脈で出現しているという。
　サービスは日本の一般レベルを上回り、金額次第では個人装備すべてのレンタルと軽装での登攀（サポート付）が可能だ。内容は屋久島同様のスタイルが採られ、技術講議と練習および環境学習が付加される分、より進んでいるともいえる。下山後には「登頂証明証」が手渡される（参加費用に含まれる）。
　詳しくは、３月30日（土）の第19回横断山脈研究会で発表され、会報にも掲載の予定（写真提供＝松山峰子氏）。
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