探山訪谷[Tanzan Report] |
No.123【まほろばの空気を胸に】 |
左=法隆寺の西院伽藍 右=松尾山への道 |
左=奈良盆地から大和高原を望む国見台展望台 右=「矢田山遊びの森」の遊歩道 |
信仰の歴史を感じる矢田峠の標石 |
頂上展望台から見る生駒山 |
社寺の甍が覗く大和の風景に、周辺の山々は欠かせない。奈良盆地に平走する矢田丘陵もそんな里山だが、季節の息吹きを感じるにはなかなかよいエリアだ。陽当たりのよい尾根筋では早春の花が咲き始めていたり、ウグイスの初鳴きが聞けるかもしれない。 登山のフィールドとは異なり、気持ちのまま訪ね歩くスタイルが相応しく、いろいろな興味と寄り道を厭わない行動力が一日の充実に結びつく。松尾山から矢田山のミニ縦走も、法隆寺を早朝に訪れるなど工夫をすることで、地域の違った一面と出合う楽しみがある。寒さ厳しい2月から3月半ばにかけて、お勧めのコースである。 詳しくは、『山と溪谷』3月号(2013 No.935 March)の誌面を。 |
『山と溪谷』3月号の表紙 |
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