探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.113【琵琶湖の蓬莱山】
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 奥島山(津田山)から望む沖島
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 左=尾山の山頂に開かれた「見はらし広場」(大中の干拓地や湖東の山が望める)  右=石英斑岩に群生するヒトツバ
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 左=細い道が家々を結ぶ  右=頭山への道
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 琵琶湖に浮かぶ沖島(おきのしま)へ行く機会があり、尾山(蓬莱山尾山・蓬莱ヶ嶽)へ登ってきた。島の山旅は好きだが、湖の島というのは珍しい。しかも、現代の日本で車がない景観はとても新鮮だ。人と荷物の運搬は三輪車が主役。船を家ごとに所有し、車は対岸の港に停められている。
 以前は、尾山の三角点は薮の中だったが、小学校の子供たちが登るため、標識の完備した道が開かれていた。途中には植物などをテーマにした設問がいくつもあり、生きた教材を提供している。比較的温暖な気候を反映して、暖地性の植物が目立った。

 そのほか、対岸にある伊崎山にも登った。ここは、現在「カワウと人の共生の森」プロジェクトが進められ、生態系の実験場として道が整備されている。三角点への道はなく、コースを外れて寄り道した。そして、「竿飛び」で知られる伊崎寺にも寄って、充実した時間を味わった。

 なお、近江八幡市では「おきしま」を正式な島名としている(町名は「おきしまちょう」)。しかし、歴史的な呼称を尊重すべきではないだろうか。ちなみに、国土地理院発行の2.5万図の図幅名は「おきのしま」である。(2012.10)
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 左=枝折りや糞の付着で枯死した木が目立つ伊崎山  右=湖面に突き出た「竿飛び」の竿(遠景はリトル比良の山なみ)
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